食品添加物ってそんなに悪いものなのか?現代の加工食品から考える
スーパーマーケットで買い物をしていると「簡単に作れる」とか「今日の食事はこれで決まり」というようなポップを目にします。
どんなものが売られているのだろうかとチェックしてみると、大抵加工食品の棚に行き着くのです。
おいしそうで、簡単ならばと思って購入しがちですが果たしてどのような成分が含まれているのでしょう。
かならずと言っていいほど含まれる防腐剤
まず加工食品には防腐剤が含まれています。
長い時間店頭に放置しても大丈夫なように、腐らないお薬が混ぜられているのです。
防腐剤が含まれた食品を1ヶ月放置したとしても、腐らなかったという実験結果があるほどです。
色鮮やかにする着色料
食欲をそそるために、色を美しく見せるための着色料が含まれていることもほとんどです。
中には自然由来の成分で着色料を作っているというケースもあるのですが、石油由来だったり虫を成分にしていたりとちょっと食べるのに気が引けるようなものも多いのです。
このような食品添加物は、食品衛生法という法律で使える量が決められています。
制限を超えなければ体に悪影響が出ないとされていますが、継続的に摂取しているとアレルギー体質になりやすいとかアトピー、生まれてくる子どもが奇形になる恐れなどが指摘されています。
ひどい例を挙げますと、日本で昔粉ミルクにヒ素が混入していたという事件もあったのです。
自然由来の食品を積極的に活用しよう
その点自然由来の食品には食品添加物が含まれていないことが多いです。
毎日毎日作り直さなければならないという手間はかかるものの、多くの人が安心して食べられるようにと防腐剤をいれていません。
また、食品の組み合わせ次第で色を美しく出すことは十分可能ですから着色料を用いずして鮮やかな色合いを実現していることも少なくありません。
薬品を摂り過ぎると不調の原因になる
決して食品添加物を体に入れてしまうこと自体が悪いというわけではなく、何らかの悪影響が起こりうるという可能性が指摘されているだけですから加工食品を勝手はいけないというわけではありません。
しかし、薬品をあまりたくさん体の中に取り込んでしまうとどうしても体の不調の原因になりやすいのです。